kintoneプラグインを使ってみたい
kintoneのプラグインについての話です。
もしかすると、
プラグインって何?
聞いたことはあるけどよくわからない。
という人の方が多いかもしれません。
簡単に説明するとkintoneのアプリに拡張機能を付けます。
例えるならば、自分の作業机に書類を分けるトレーやペン立てを置いて作業効率を上げるようなものです。
似たようなものとしてJavascript開発がありますが、開発ができない場合やその開発工数を削減する場合に使うことが多いと思います。
ただ、プラグインと言っても色々な種類があります。
今日はそんなkintoneのプラグインの選び方について個人の主観で紹介します。
こういう記事って意外とないので需要があると思いたい。。。
kintoneプラグインを選ぶ前に
それじゃあ、早速プラグインを選びましょう!
と言われても、そもそもの話として導入を検討するための目的をはっきりすることから考える必要があります。
例えば、
- 一覧検索で条件を指定するのが面倒
- 一覧にサブテーブルのデータを表示したい
- 添付ファイルフィールドに登録してあるPDFのプレビューを見たい
- サブテーブルの中身をソートしたい
- このアプリのデータを別アプリで集計したい
- 帳票の出力をしたい
など様々な目的が考えられます。
ここがはっきりしていないとプラグインを探しても意味がありません。
逆に探し出したプラグインから新しいアプリを閃くということもありますが、今回は割愛です。。。
ちなみにここで言う目的はkintoneの標準機能を使っていて不便と感じる部分のことを指します。
kintoneでこういう業務を実現するアプリを作りたいという事とはちょっと話が違います。
あくまで使っているアプリ、作ろうとしているアプリを使いやすくすることが目的です。
kintoneプラグインを探そう
次に目的に沿ったプラグインを探します。
ただ探すと言っても似たような機能を持つプラグインもあったりします。
その場合、何を基準に選べばいいかという話になるのですが、これは以下の3つのポイントを基準にするといいと思います。
- 費用がかかるのか
- 設定方法が複雑ではないか
- 欲しい機能にどれだけ近いか
それぞれを解説していきます。
1.費用がかかるのか
kintoneというサービスに対してのプラグインなんだから無料なのではないか。
と思いがちですが、プラグインは様々な企業が開発しているため有料のものも多いです。
もちろん無料のものもありますが、高機能なものになると特にその傾向が強くなります。
金額についてもいくつかの種類があり、
- 買切り
- 月額/年額課金
- ユーザ数課金
の3種類がよくある料金体系となります。
ちなみに弊社のPRINGは年額課金36,000THBのプラグインです。
有料のプラグインについては金額もそうですが、使うことによってどれだけのメリットがあるかを吟味する必要があります。
1アプリの限定的で微量の業務改善にしかならないのであれば導入する意味が薄れてしまいます。
そのため今後利用する範囲が増えるのか、限定的でも劇的な業務改善になるのかを吟味することが大切です。
2.設定方法が複雑ではないか
さあ、プラグインを導入したことだし使ってみよう!
・・・あれ?設定方法が難しくて思ったより使いにくい。
なんてことがたまにあります。
そんなことがないようにプラグインを探すと同時に使い方もしっかり確認しておくことが大事です。
有料プラグインであればマニュアルや使用方法を説明した記事というものが大体あるので、
最初にざっと確認をして使用感やできることをしっかり把握しておいてください。
無料プラグインの場合ですが、マニュアルはありますが無料なのでまずは使ってみることをオススメします。
習うより慣れよの精神でいけばなんとかなります。
3.欲しい機能にどれだけ近いか
とても重要だと個人的に思っています。
これかなというプラグインを見つけたとしても、必ずしも要望を全て満たすとは限りません。
もし、ちょっと機能が足りないという事があった場合はどうしたらいいでしょうか。
プラグインとは既に完成したものです。
そこに新たな機能を追加することや機能を変更することはできません。
要望を出したとしても確実に対応されることも保証できません。
なのでそこで使わないという選択をせず、あえてそのプラグインに合わせたアプリの利用方法を行うことを検討するのも1つの手段です。
できないから使わないのではなく、どう使えばいいのかを考えることが重要です。
いいプラグイン探しを
プラグインについてのお話はここまでです。
今後は便利そうなプラグインの紹介もしていく予定なので、何かの参考になればと思います。